

西南戦争当時、兵士が食していた食事を再現し、「食」という切り口から「西南戦争」をより身近な歴史として感じてもらい、理解を深めてもらうという目的で、玉東町西南戦争遺跡活用地域活性化プロジェクト委員会が考案し、地元の食品業者と共に制作を始めました。植木や玉東の地元の食材をふんだんに盛り込んだ地産地消のお弁当です。


政府軍(官軍)第一旅団会計部長・川口武定が書いた「従征日記」には、戦時の食事情を垣間見ることができます。
兵士の士気を高める為、軍中の不便な折、調達や調理方法等、大変気を使っていたようです。また、「陣中煮しめ」など様々な非常食が考えだされたことも記されています。

1合の精米を丸いおにぎりにした「団飯(だんぱん)」。梅干しや味噌を中にいれて、二つを1包として兵士に支給されていた-
という記録を元に再現しました。(さすがに2合は食べきれないという声から、おにぎりは一つです。)
おかずも充実していたという記録から盛り込んでいます。実際は、紙や藁に包んで運搬・提供されていたようです。明治十年の陣中弁当、是非ご賞味ください。
おかずも充実していたという記録から盛り込んでいます。実際は、紙や藁に包んで運搬・提供されていたようです。明治十年の陣中弁当、是非ご賞味ください。



薩軍に関しては、記録があまり残っていないため、各地に残る伝承を元に再現しました。敗走する薩軍が腰に下げていたといわれる鹿児島名産「あくまき」を元に竹の皮でもち米を包んだ「鬼拳(おにこぶし)」がメインです。

内容:鬼拳2つ+てんぷらなど。また、野草のてんぷらなどをサイドメニューに入れています。

官軍飯・薩軍飯の詳細については次のダウンロードの文字をクリックしてチラシPDFをご覧ください。
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